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[ ある帰り道。 ]
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夜中0時も過ぎたころ、駅から寮までの帰り道は、ある意味「危険」かも しれません。
電車のなかでは人間観察したり、うとうとしたりできますが、帰り道では いつもと変わらない道をただ歩くしかありません。せいぜい月を眺めたり、 横切る車を目で追う程度です。変化のない10分間、すると思考だけが、 1人歩きを始めます。
そんなふうに思考だけが、時間と空間を越えてふわふわとしていた時、 ふっとある話を思い出しました。 ショートショートだったのか長編小説のワンシーンだったのか、プロの ものだったのか、外国人作家のものだったか、それどころか小説だった のかマンガだったのかさえ思い出せません。 が、その設定と主人公の表情だけはえらくはっきりと思い出しました。 SFだったと思うのですが、良くある話で「上の世界」と「下の世界」に 別れているわけです。上はもちろん、高度な社会でだれもが苦しむこと なく幸せにすごしてる。それに対して下はスラム。なぜ上と下に別れて しまったかまでは思い出せませんでしたが、下の世界の少年がある事を きっかけに、上の世界で暮らす権利を与えられます。最初はあまりにも 快適で便利で幸せな世界に少年は驚きつつも、次第になれていきます。 しかし、やがて募ってくる、言葉にできない満たされなさ。そんな日々を すごす少年は、ある日ふとしたことに気がつきます。 街角に立っている小さな建物、いや建物というよりドアだけといった方が 近いかもしれない小さな箱。なぜか入っていく人はいるがでてくる人は いない・・・。少年の想像は膨らみます。 トイレにしては小さいよな・・。 エレベーターでもなさそうだし・・。 公衆電話にしては変だ・・。 どちらにしろ出てくる人がいないなんておかしい・・・。 そして、ある日、上の世界を案内してくれた少年にきくのです。
「あの建物はなんなの?だれもでてこないんだよ。」 「ああ、あれね。あれこそ、<ぼくたちの世界>の文化の崇高さを 表しているすばらしい装置だよ! あれは自殺装置さ!」
結局、このあとのオチが思い出せません。 この話を読んだのは、小学生かせいぜい中学のときだったと思います。 その時は、素直に物語として受け入れた、あるいはなんとなくわかった 気になったように覚えています。
それを、なぜ、今頃、それも夜の帰り道で思い出すのか。 一つだけ間違いないのは、今、この話を読めばまったく別の見方ができる だろうということです。オチも含め是非読み直したいので、知ってる方が おられましたら教えて頂けると嬉しいです。
忙しい日常の中で、唯一、思考が果てしなく遠くへ、 心のあるがのままに飛翔する時間。
夜中0時も過ぎたころ、駅から寮までの帰り道は、ある意味「危険」かも しれません。
2002/02/26(Tue)
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[ 忠告 ]
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ビタミン剤飲みながら、酒飲むと・・・・・、
悪酔いします・・・。
2002/02/21(Thr)
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[ どこに書くか迷ったんだが。。 ]
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体はイヤイヤっていってるのに・・。 自分としてもそうしたいのに・・。 うまくいかなくて、つらいです。
<<鼻が詰まってると、ちゃんと吐けない。>>
2002/02/09(Sat)
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[ 思ったより・・・。 ]
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田中効果は大きかったようですね、支持率急降下です。 たぶん、小泉も福田(だっけ?)も、ぼくが思ってた程度にしか 支持率は落ち込まないと判断していたのだと思われます。
さて、今のところ、80%が不支持とかいう報道も出てますが、 落ち着いたころ、いったいどれぐらいになってるんでしょうねぇ。 ますます経済が混乱して景気の悪化が続くと、今回の失策は 最後まで引きずることになるかもしれません。 (もっとも、引きずれそうなだけ、ましだと思いますが。。)
あと、気になるのは、これからあの田中元大臣の行く末です。 一連の行動をみると、もう一度大臣をするのは難しいかも しれません。人気があるのはわかりましたが、どう考えても 諸刃の剣。支持率に支えられてる小泉でも使いこなせなかった。 よろこんで内閣にいれようという人はいるでしょうか? おまけに、たしか、派閥という意味では、そこから距離を とっっていたはず。これまではそれが売りでしたが、干される ようなことになれば、厳しいかもしれませんねえ。
まあ、いつものことですが、政界なんてところは、ぼくなんぞの 想像が及ぶようなところじゃないと思ってます。
2002/02/02(Sat)
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