[ 冥福を祈ります。 ]
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この話をどこに書くか、どこまで書くか、そもそも書いても いいものなのか、いろいろ考えました。自分なりに考え、 判断したうえでここに書きますが、そうすべきではないと 思われたら、ご連絡下さい。
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先週、7月6日、大学時代の同期であり、同じ研究室であり そして、友人であった、末永和幸君が亡くなりました。この 週末に連絡があったのですが、仕事中の事故とのことで、 突然の出来事でした。
おそらく、ここに来ている、大学時代の同級生はみんな同じ ような状況だったと思うのですが、学部卒業後、ほとんどが 進学した中で、すぐに結婚し就職した彼とは、疎遠になって しまいました。理由は他にもありましたが、結局、卒業して からは、一度も会ってないし、まともな会話をしたメールは 02年2月が最後になっていました。あれだけ、日本酒好き だった彼と、最後にいつ飲んだのかも、思い出せません。
距離がある状況だったせいか、正直、連絡を受けた時、驚き ましたし、ショックではあったけれど、悲しいという感情は さほど強くありませんでした。これを書きながら、昔の事を 思い出したり、彼からのメールを読み直している今が、一番 悲しさを強く感じているぐらいです。それでも、悲しさより むなしさの方が、自分にとって強い感情です。
これまで、自分にとって強い関係のある「死」は、今回の件 を含めても数回しかありません。最初の経験となった祖父の 死は、「死」はいつか来ることを、強く理解させました。 そして、今回は、「死」が自分にも無関係ではないことを、 理解させました。順々に巡ってくるものではあるが、順番を 飛び越えることもあるんだと。
彼が亡くなったことは、もちろん悲しいし、辛い。もっと、 メールでもいいから話しておけば良かったし、会っておけば 良かった。よく冗談で、「死ぬまでには、もう一回飲もや」 とか言ってますが、彼とは本当に飲めなくなった。後悔と いう言葉を使いたくはないですが、悔やむ思いは強い。
そして、それ以上に、やはり、人はいつか死ぬんだという、 思いが強くなりました。そのことを考えると、なんとなく、 体の中が重くなる感じです。
彼の部屋で飲んだ時、芳水に「うまい」を繰り返していた 彼の笑顔が思い出されます。
冥福を祈ります。
関係があると思われる人には、メールで連絡していますが、 携帯メールなどに送っている場合もあります。 ちゃんと伝えたいこともあるので、メールが届いてないよう なら、連絡下さい。
2004/07/13(Tue)
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